Amazonプライム・ビデオを契約したらまず見るであろう、「ドキュメンタル」。気になっている方も多いのではないでしょうか?
シーズン1〜3まで、一通り視聴しましたので総評を書きたいと思います。
ルールが探り探り
始まっていきなりほぼ全員が笑いだしてしまうという珍事からのスタート。
本来なら笑ったら即退場なのですが、イエローカード、オレンジカード、レッドカードが用意され、松本が判断する形になっています。
一人100万円を出して、優勝者が総取りという設定も、自分が出した分の100万円は松本が出す形に変更され、エントリーフィー100万円の優勝賞金が1,100万円という形に変更されました。
「ゾンビタイム」なるものが設定され、敗者にまわった芸人が、全員笑わせることができたら、エントリーフィーの100万円が帰ってくるというルールが追加されました。ただ、これだと「笑ってはいけない」とルールが一緒になってしまう?ことや、二人残った場合、ゾンビが片方を笑わせたら優勝者が決まってしまう?それとも残り時間ゾンビの攻撃を優勝者が受け続ける?といった疑問も残りますが、こういった手探り感やいい加減さが余計にリアリティーを強調していて、それはそれで良いのかな?と思ったりもしました。
下が多い
ここが好き嫌いのハッキリする点だと思いますが、とにかくみんな裸になります。何をしても良いとなると結局、下に走るのはしょうがないのか。下が嫌いな人はちょっと向かないかと思います。ただ、松本自体は下を許容しているようで、笑って許しています。特にひどいのは、春日のカレーとケンコバ、ロバート秋山のやつです。
突然吹き上がる笑い
基本的にダラダラとしているシーンが多いのですが、突然、ツボに入る笑いが飛び出すので、油断していると危険です。この作品はダウンロード可能なので、通勤電車でよく見ていたのですが、満員電車の中で声を出して笑ってしまったことがありました。
松本人志がワイドナショーで「自分の笑いは主婦層と相性が悪い」的なことを言っていましたが、これが松本人志の”やりたいこと”だとすると双方の理解が生まれる日は確かに訪れないかもしれません。
ドキュメンタルはAmazonプライムビデオからご覧いただけます。