アメリカの老舗ケーブルテレビ局HBO制作の学園コメディ
主人公は副校長の一人ニール・ギャンビー (マクブライド)。
もう一人の副校長リー・ラッセル (ゴギンズ)とは犬猿の仲で、どちらも露骨に校長の座を狙っていたところ、現校長が辞職することに。
お互いに自分が校長に就任すると思っていたが、校長に就任したのは外様のベリンダ・ブラウン博士 (キンバリー・エイベア・グレゴリー) だった…。
というのがメインストーリー。
タイトルのバイス・プリンシパルズも直訳すると「副校長たち」なので、頭を空っぽにして観ることができるコメディです。
シーズン1配信中
本作はHuluプレミアの作品なので日本ではHuluでしか観ることができず、字幕版のみとなっています。
- シーズン1→全9話
2017年11月13日時点で第1話〜第7話までが配信されており、毎週火曜日に新エピソードが追加されています。
ちなみに本国では2017年11月12日にシーズン2最終話の放送をもって完結したみたいです。
(Huluでもシーズン2全話まで配信してくれたらいいんだけど…。)
基本的に登場人物は私利私欲に忠実
主人公のニールを筆頭にライバルである副校長のリーも新校長のベリンダもみんな考えているのは自分の地位やメリットだけ。
ニールなんて生徒や同僚教師に嫌われようがおかまいなしで独裁者と言わんばかりに自分の意見を押し付けたり相手を抑圧します。
それでも相手にされてなかったり嫌われてたり、よくいる嫌われれ者って感じの立ち位置なので、ニールが権力を誇示すればするほど滑稽でおかしいんです。笑
一見冷徹なようですが、離婚した元嫁に彼氏がいて娘がその彼氏と仲良かったり、その彼氏の影響で娘が乗馬をやめてモトクロスを始めたことに嫉妬したり、とても人間味溢れるおっさんなんです。
下ネタや汚い言葉多め
そこまで過激というわけではないですが、Fワードや下ネタは基本的に毎話登場します。
ブラックジョークなんかもちょこちょこ出てくるのでそういうのが苦手じゃなければ問題ないと思います。
大爆笑とまでは行かないけどついつい観ちゃう
まだ7話までしか観てないですが、爆笑したシーンは1つくらいです。
大体がニヤニヤする程度の面白さなんですけど、だからこそというべきかついつい観続けてしまうんですよね。
教師になったこともないしましてやアメリカのリアルな学校の雰囲気もわからないのでなんともいえないですけど、実際ってこんな感じなのかなぁとか中間管理職特有の悩みや問題に直面する姿を見てなんとなく感情移入しちゃってたりします。笑
正直途中からは校長の座奪還よりも、ニール・リー・ベリンダが仲良く協力し合うような関係になったらいいなぁなんて本末転倒なことを思ったり。
3人のプライベートな問題もサイドストーリー的に絡んでくるので、蹴落とされる姿は観たくなってくるんです。